【記　録】 （２０日） 　予定通り徳沢まで入山。上高地までは、スノーシューを楽しむツアーや家族連れとすれ違う。 　徳沢に張ってあったテントは、約１０張り程度。人もほとんどいないのではないかと思っていたので、テントの複数の色々に多少戸惑う。 （２１日） 　05：00に長塀尾根に取り付くが、その日の取り付きの３人目くらいだったので、多少のラッセルで済んだ。 　長塀尾根と蝶からの展望は、皆さまご承知の通りで、すごかった。感動しました。 　前穂北尾根も屏風も、槍の北鎌も、前に行った北穂の東稜も見えた。蝶の山頂は、所々は土が見えていた。 　蝶から常念へ向かう稜線も、雪はほとんど飛ばされていて、普通の夏道になっていた。 　常念は白かったが、それでも夏道は遠くからでも分かるくらいであった。この時期の北アルプスは初めてだが、去年のGWに涸沢に上がった時より、雪はずっと少ない印象を受けした。 　GWまでには、雪はなくなってしまうのではないかと、心配になった。